淀川労働基準監督署

コンセプト

時代のニーズや求められる機能性、安全性を満たし、施設利用者の要望に応えるだけではなく、公共建築として合理的で経済性にも配慮した長寿命の建築を基本としました。地域の景観を先導的に創出しながら、新旧のまちなみの調和をはかる、わかりやすく明快な施設創りを心がけ、来館者を迎え入れる空間はモノトーンを基調としながらも素材感を大切にして暖かみの感じられる格調高いデザインを目指しました。また、地域の顔にふさわしい新しい都市環境を担う建築として敷地内に街路樹と連続する多様な植栽を配してアメニティの向上に寄与すると ともに、自然の恵みを有効に活かして省エネルギー、省資源に努め、ノーマライゼーションに配慮した、人と環境に優しい計画となっています。