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作 品 名Pavilion of State of Kuwait at Expo 2025 Osaka
建 築 主 Commissioner General State of Kuwait Expo 2025 Osaka
総合監修Nüssli (Switzerland) Ltd
コンセプト・デザイン 建築LABORATORY FOR VISIONARY ARCHITECTURE [LAVA]
構造schlaich bergermann partner (sbp)
設備Ingenieurbüro Herzner und Schröder
展示insglück
建築設計・監理(株) 徳岡設計
建築設計協力(株) 現代建築研究所, SYA / Satoru Yahagi Architects
防災(株) VoL-i Architect Studio ,(株) 九門
BIM(有) SUAKX
IU BIM STUDIO (株)
(同) ルフト一級建築士事務所
構造斎藤公男(日本大学名誉教授) , (株) コウゾウケイカクロナンナン
電気設備 (株) フューチャーアットマークテクノ
機械設備 (株) トーホー設備設計
ランドスケープ(株) 景観設計・東京
施工総合: (株) 麦島建設
膜構造:山口産業(株),金属加工・施工: (株)ヒラミヤ
空調・電気:東芝プラントシステム(株)
展示照明: BeWunder
展示工事: Showtex
写真吉田 正友

コンセプト

「先⾒の明かり〜Visionaly Lighthouse」をテーマに、湾岸地域を照らすアラブ⽂化・芸術の灯台、寛容さの導き⼿として発信するクウェート国の伝統と⾃然をシームレスに織り込んだパビリオン。翼のように広がる正⾯デザインは、誰にでも開かれた社会と来訪者への歓迎を象徴する。優雅な曲線美は砂紋や波、⾵にそよぐ⺠族⾐装のようでもある。伝統とハイテクの融合する洗練された4つの展⽰空間は、来訪者の5感に訴えながら過去、現在、未来を巡る湾岸の旅へと誘う。柔らかな布やアルミによって表現された空間からは、美しい砂に包容され、厳しい光や熱から多様な⽣命が守られていることにも気付かされる。躍動する経済と壮⼤な都市開発などの紹介や、伝統的イスラム建築を彷彿とさせる中庭を巡り、楕円ドームの天空スクリーンに包まれると、夜空の星の下で休養するかのように、イマジネーションや願い事の実現する、希望に満ちた未来社会を展望し共創することができる。壇上のレストランではクウェートの旅を追憶しながら、静かにクウェート料理を味わうこともできる。また夜間のライトアップは「先⾒の明かり」をさらに美しく、ロマンティックに演出している。