Information
作 品 名 | 大阪府営高槻城東住宅 |
建 築 主 | 大阪府 |
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所 在 地 | 大阪府高槻市城東町381-1 |
施 工 | (株)昭和工務店・(株)橋本工務店(高槻)・森建設(株)・(株)向井工務店・(株)南工務店・(株)中塚工務店・㈱橋本工務店(吹田) |
建築要素 | 45度配置構成・緑化推進・バッフ・ゾーン・壁式構造・ノーマライゼーション |
受 賞 | 第39回大阪建築コンクール入賞 大阪府知事賞 |
掲 載 誌 | 建築と社会 1993.2 |
コンセプト
大阪府営高槻城東住宅は、老朽化した木造平屋建住宅の建替更新による低層住宅です。標準化の枠組の中で、それぞれの住居と緑地に採光、通風を確保するため45度に配置構成し、明るく裏表のない街並みとし、南北両側に設置されたバルコニーの花置台が住む人々の心の架け橋となり、緑化推進とコミュニティの育成に役立っています。住居地内は歩車分離とし、駐車場は交通量の多い国道170号線沿いとし、騒音、振動に対するバッフ・ゾーンとして計画した。壁式構造による北、南入りの住棟には、様々なタイプのコンパクトな住戸が構成されており、中でもM・A・Iハウス(車椅子常用者世帯向け住宅)おびシルバー居3タイプ(高齢者向け住戸)など、シルバー・ハウジング・プロジェクトを推進するノーマライゼーションに配慮した計画となっています。