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作 品 名大阪市立高倉小学校
建 築 主 大阪市
所 在 地 大阪市都島区高倉町3-3-10
施 工 旭営繕・新宅経常建設共同企業体

コンセプト

この計画は、一部の老朽化した校舎の建て替えであり、従前は校舎が運動場を囲う配置であったところを、既存校舎に連続して増築することで新たに中庭を形成し、中庭の既存の樹木を残すことで成熟した校庭の景観が継承され、回廊状の廊下では児童達の活動を自然に感じ取れる環境となりました。 計画地は、交通量の多い都島北通からは少し距離があり、一部小工場がありながらも比較的静かな住宅地で、敷地は全て道路に接しており、学校の玄関に続く街路沿いに植込みが設けられて地域に潤いをもたらしています。校内には池と築庭があり住民のボランティアにより十分な手入れがされ児童の情操教育の一端を担っています。 「学校らしさ」と「周辺との調和」を主眼におき、長期間にわたり存在するものであるため、飽きのこないデザイン、形態や色彩が時間とともに街並みになじみ落ち着いたものであるよう心がけました。 校舎の外壁面は、基調色をグレイッシュな色調とした複層仕上塗材としています。既存校舎と複合して大きなボリュームとなるため、中景・近景づくりにおいて圧迫感を感じさせず、また単調とならないようにするため部材を分節化するとともに陰影が現れるように考慮し周辺環境との整合を図り、まちなみとしての秩序を保つことを目指しました。