大阪府建築士会などの業界団体の活動を通して、多くの先人から学び、また海外の著名な建築家と接する機会を得ました。黄綬褒章の受章は、今後の取り組みへの励みと捉えています。「ウォーターフロント開発」「大阪・関西万博」「医療福祉」を柱とします。
ウォーターフロント開発では十三エリアの構想を、万博に向けては木造パビリオンの提案を、医療福祉では高齢化社会に対する住宅の安全・安心の確保に向けた書籍のまとめなどを進めます。自身の若いころの海外での経験や、これまで積み重ねてきた知見を若い世代にも継承していきます。

2021年(令和3年)6月15日 建通新聞