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『建築-風土とデザイン』が『建築と社会』の書評欄にてご紹介頂きました

建築と社会2008.8 書評 時代の堆積 笠原一人/京都工芸繊維大学大学院 助教
(一部抜粋) ”徳岡の作品は、伝統的な家並みが残る街中にあっても、田畑の広がる田園地帯にあっても、大地から生えてきたかのように違和感なく環境に溶け込んでいる。一方でその建築は、周囲の建物と異なっており、目を引く。建築作品集で多用されることは少ない写真だが、地域に溶け込みながらも個性を持つ徳岡の作品を表現するには、ふさわしい写真であるといえるだろう。 ”
『神戸市立小磯記念美術館』等兵庫県下作品が『Comfortable and Lifestyle』に掲載されました。
<掲載誌より抜粋>
「インテリアは空気をデザインすること」恩師から授かった言葉を今、改めて考えています。家具や内装を選択するだけでなく、その場所にたった一つしかない空間を創造すること。建築主の夢や見えない機能を空間として表現するのが、それを包む建築です。厳しい自然から人間を守るために創るのだから、人を傷つけたり環境を破壊してはならない、といった価値観を利用者と語り合いながら、「対話の芸術」を築き上げるのが、設計の醍醐味。デザインと技術は表裏一体、センス、フィーリングといったあいまいな価値を裏付ける、高品質な設計技術がこれからは不可欠、と考えて取り組んで折られるそうです。単品的技術から、複合的、総合的な環境共生技術手法が求められる現在、柔軟な発想と確かな技術、そして的確なコスト管理が、良い建築を生み出す条件でしょう。車に例えると、カッコは良いけど燃費の悪い、過去の高級車ではなく、ドライバーの限られた時間の質を向上させ、更に排気ガスがクリーンで低燃費、適正価格の高品質な車が理想。国際競争にさらされていない建築業界はまだまだ発展途上、これからの時代にあった建築のあり方を希求したい。と意欲満々だ。一瞬一瞬の時を大切にし、一生でも最も高価な買い物かもしれない住まいや働く場のことを慎重に考えていただきたい。そのお手伝いをするのが建築家なのです。まちづくりはその延長線、今後もより多くの人とまちに貢献できる空間の可能性に挑戦していきたい。という清々しい決意の表情が、印象的でした。
『大阪府立吹田支援学校』が『環境建築ガイドブック』に掲載されました
大阪府立吹田支援学校(大阪府立吹田養護学校)
<抜粋>
小・中・高等部一貫の養護学校であるこの建物は、子どもたちの長期間にわたる生活・成長の場として計画された。敷地の広さを生かした太陽エネルギー利用と、建物が使用されない夜間の電力利用など、学校用途の特性を上手に生かした環境共生の手法がちりばめられている。
太陽エネルギー利用としては、コンパクトな配置計画によりグランドと中庭の日照を確保している。中庭のトップサイドライトは教室の照度を補い、さらに屋上にはソーラー給湯・発電システムが導入されている。
またバルコニーの植栽は東西方向の日射遮蔽をしている。深夜電力利用としては氷蓄熱空調・蓄熱式床暖房が導入され、ほかにも雨水の散水利用、コンポストの設置が見られる。
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POINT !
◇ソーラー一ステムによる省エネ
◇雨水などの再利用による省資源化
◇植栽による緑化と日射調節効果
◇生ごみ堆肥化による資源循環
◇夜間電力による資源効率的利用
『夜久野ふれあいプラザ』が『2007作品選集』に掲載されました

<抜粋>① 将来の増改築を考えた全面ピットと大スパン躯体
② 乾式外断熱とペアガラス断熱木製サッシュ
③ パッシブソーラー喚起や自然採光の活用
④ 雪対策を施した深い庇と耐久性の高いチタン製屋根
⑤ 少人数で監理しやすい効率的な平面
本施設は文化・行政ゾーンにおける「夜久野の顔」として美しい山並みを背景に、国道9号線に沿って流れる牧川に面して計画された。複合メリットを活かすため、施設全体の効率的な運営管理を担う事務室を中心に、住民が最も行政サービスを実感できる図書館を文化ホールと連携させ、情報発信拠点として前面に、プライバシーが要求される保健センターを南の奥にゾーニングした。中央を貫く伸びやかなアプローチは、積雪や降雨時にもやさしく利用者を施設に導くだけではなく、オープンスペースでのイベントなど、多様な住民活動を支え、隣接する保育所の交流促進や利便性の向上にも役立っている。
パッシブソーラーシステムによる省エネルギー効果をもたらす「さや屋根」(2重屋根)と深い庇に包まれた建物の床下部には、造成時における埋め戻し土量の抑制と将来の増改築や設備更新に考慮して地下ピットが設けられており、テラコッタや檜に覆われた外断熱壁とペアガラスを使用した木製断熱サッシが構成する空間には、気のぬくもりがふんだんに生かされ、トップライトから降り注ぐ自然光を明るく拡散する木製ルーバーや珪藻土の塗り壁が、居心地良い室内環境を提供している。豊かな緑に包まれた集落の風景と融和する建築が、地域への愛着と誇りを育み、末永く住民相互の親睦の拠り所となることを願っている。
『日野市多摩平の森ふれあい館』が『JIA現代日本の建築家』に掲載されました

日野市多摩平の森ふれあい館 詳しくはこちら
コンセプト
都市公団(現、都市再生機構)多摩平団地立替地区内に計画された集会所と日野市の多摩平図書館・子ども家庭支援センター・ファミリーサポートセンター・児童館・交流センターからなる複合施設です。北側ファサードにモール、ラウンジ、喫茶室「カフェグリーン」等の共用部分が配され各施設利用者の交流を促し、ガラスのカーテンウォール越しに内部の活動がうかがえる構成としています。周辺は団地建設当初から住民が愛着を持って育んだ緑豊かな美しい街並みを形成していることから、本計画でも可能な限り既存樹木を残し、建物も緑に溶け込むよう配慮しました。





