ゆずり葉の歩み

設計作品

受賞暦

お問い合わせ

トップページ > ゆずり葉の歩みトップ > 掲載情報(各誌) > グループホーム読本~痴呆性高齢者ケアの切り札~

ゆずり葉の歩み

グループホーム読本~痴呆性高齢者ケアの切り札~

image022グループホーム読本 ~痴呆性高齢者ケアの切り札~
づレール離宮西須磨

 フレール西須磨は、在宅介護支援センター、特別養護老人ホーム、シルバー住宅と複合的に計画されたグループホームです。地下1階、地上1階の在宅介護支援センター、2階、3階の特別養護老人ホーム、4階のシルバー住宅に併設して、3,4階にグループホーム2ユニットが計画されています。ユニットには個室6戸のほか、食堂、台所、座敷、浴室、その他の共用スペースが備えられ、各フロアが独立したグループホームです。
 フレール魚崎中町と同様、住宅都市整備公団が震災復興事業として建設し、神戸市が公営住宅法に基づく借り上げ公営住宅として全戸一定期間借り上げる形で運営されます。入居予定者は仮設住宅に入居している痴呆性高齢者が対象であるため、生活の変化を少なくするために、仮設住宅と同様、何室かは畳敷きとしてあります。また、トイレへ移動しやすくするため、居室内に引き戸は設けていません。居室間の壁(耐震壁以外)は乾式工法とし、将来コミュニケーションドアの設置が可能なように計画されています。バルコニーから居室へ移動できるようバルコニーに隔壁を設けていない他、洗濯物を干したり、ベンチを出したりできるやや広めのバルコニーを設けてあります。image015
 台所の調理台については、入居者が参加しやすいアイランド型として、調理よりも配膳を主体として計画されています。また、閉じこめられる恐怖感を解消するため、扉の設置や鍵等はできる限り設けないよう建築的配慮を加えた他、談話コーナーに畳の小上がりを設け、さまざまな大きさの共用空間を入居者が選択できるように計画されています。
 この他、3,4階の眺望を活かし、浴室に窓を設け、入浴時のリラクゼーションを図っています。脱衣室の床の仕上げを、入居者が床に座り込んで脱衣・着衣が可能なように葦簀にする等の工夫がなされています。

page_top
Copy Right (c) 2009 Tokuoka Masakatsu Architects.LTD All Right Reserved