ゆずり葉の歩み

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『国立曽爾少年自然の家』が「hiroba」に掲載されました

国立曽爾少年自然の家

国立曽爾少年自然の家

 国立少年自然の家は日本の学制百年を記念して始められた事業である。ここ曽爾少年自然の家は、全国に13ヶ所ある1つであり、昭和56年開所以来近畿・中部地区の大勢の少年たちに利用されている。
 計画地は室生、赤目、青山国定公園に位置し曽爾高原の麓、杉の植樹林に包まれている。
 建物の外観は軒先を低く押え、切妻屋根の直線的なデザインとし杉木立と呼応して軽快にスラブを支えるピロティの柱と共に構成はもとより色彩的にも周辺環境と調和させた。
 内部は、活動スペースにおけるアクティングエリアを十分確保しながら、両サイドからの均等な通風採光だけでなく、大和棟を引用したトップライトからも自然光が満ち溢れ、山影の暗さを感じさせない様配慮し、サイクロイド曲線を用いた架構により、空間に外部とは対比的な完結性を持たせた。素材感と力強さを生かすため主要な部分は構造材をそのまま意匠として機能的に表現している。
 天候に左右されない多目的な活動スペースとして施設が有効に利用され、その空間体験が若い心に思い出として刻まれれば幸いである。

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『大阪府立今宮高等学校』が「hiroba」に掲載されました

大阪府立今宮高等学校

大阪府立今宮高等学校

 昭和8年に竣工した当時としては斬新な旧校舎を機能的、意匠的に分析し、光と影を美しく際立たせるタテラインを強調したデザインと特徴的要素を現代的に表現し、伝統の継承と発展をテーマに個性的でさわやかな教育環境創りを目指した。今回改築された管理・普通教室棟とブリッジ、ポケットパークにより内外空間が豊かに、かつ学習内容により特徴づけて調和させた。国道26号線から玄関を貫き中庭へ至るメインアプローチは喧騒から学習の場に至る過程の重要なコミュニケーションをもたらす中間領域として、連続する桜並木と中庭の列柱により、伸びやかに発展性を暗示している。周辺地域に開かれた中庭とグリーンベルトは、貴重な緑のストックとして、魅力ある都市環境創りへ積極的に貢献している。文化活動の拠点としての多目的ホールや校地の有効活用をはかった開閉屋根付屋上プール、各階が学年章をテーマカラーに光環境を重視して構成された普通教室などの新しい施設が生き生きと活用され、伝統ある公立校の誇りと愛校心を育くみ、未来に向かって更に発展成長していくことを期待している。

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『新高の家』が『ハウス&ホーム』に掲載されました

新高の家 ハウス&ホーム
1994.7 ハウス&ホーム 小さな敷地に建てた広々住宅 『新高の家』

車庫と倉庫の鉄筋コンクリート造の上に木造で住宅部分をつくった3階建て

この家の敷地は東隣の母屋の駐車スペースであった場所です。敷地を有効に利用するために、1階が鉄筋コンクリート造(RC造)で、2・3階が木造の混構造の3階建てになりました。
 狭小敷地では木造3階建ても考えられますが、木造3階建て規制による開口部の制限や防火上の処理などの規制があるために、それらのゆるい混構造としたわけです。
 1回は車庫と倉庫なので、RC造にすれば防火上もクリアできます。また、車2台分のスペースが必要なことと、3階建てとすることから重いものを貯蔵する倉庫も確保したいところです。
 2階と3階は木造です。住居部分を木造にしたのは、木の材質のぬくもりが得られ、間取りが柔軟に計画できるからです。3階建てでは上下階の往来が多くなるので、階段の位置と幅員がポイントになります。この家では芯心を1050㍉とって、普通の階段より幅広くしてゆとりを持たせています。
 また、水回りもポイントの一つです。3階に水回りを配置する場合は公営水道から直接配管できるかどうか、事前に確認する必要があります。それができなければ受水槽とポンプを設置しなければなりません。この家では水道の圧力が高かったので、3階の浴室、洗面所には、ポンプを使わずに直接水道管から引き込むことができました。
 2階に約7.5畳の庭があります。ふだんの生活ゾーンが2階になるので、RC造の屋根を利用して人口庭園をつくりました。居間から眺めることができる庭園は、対面する建物に対する緑のスクリーンです。四季折々に咲く草木やベールとして垂れ下がる茎物は、地上の庭の植栽とも調和するように選んであります。
 3階は寝室と水回りに広めの収納部があります。日照を確保するためにトップライト(天窓)を効果的に使いました。しかし、トップライトをつけるに当たっては雨もりや結露、熱割れによるガラス破損に対処し、さらに夏の直射日光を遮断する対策をとっています。

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能舞台のある家・エミール・ガレのあるゲストハウスが『住宅作家・住宅作品特集』に掲載されました

能舞台のある家・エミール・ガレのあるゲストハウス

能舞台のある家・エミール・ガレのあるゲストハウス

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(一部抜粋)建築主の好みによるが、住宅は木の張らない住み易く長持ちするのが良いと思っています。一生に家を建てることはなかなか難しいので前の世代が自分の代も使える家を残してくれればとても助かります。木造在来工法の家は増改築し易いのでこのニーズに合っています。もちろん立地条件にもよりますし、さらに良い棟梁にめぐり合うことも至難となりました。いつも、この家で木造住宅の設計も最後かなあと思いながら骨太い木柄に魅力を感じています。     

徳岡昌克

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吹田保健所・児童相談所が『公共建築整備指針』に掲載されました

吹田保健所・児童相談所

吹田保健所・児童相談所

大阪府吹田保健所・子ども家庭相談センター
 保健所は、疾病の予防、健康増進、生活衛生などに関する公衆衛生活動の中心機関として、府民の生活と健康に極めて重要な役割を果たしている。このことを踏まえ、長寿社会の進展や人々のライフサイクルの変化に伴い、従来の保健所業務に加え、保健・福祉・医療の総合相談窓口機能を整備したところである。このほか施設整備については、老朽・狭隘化の解消とともに、府民のニーズに応じた新たな事業に必要な施設の拡充が課題となっている。
 このため、基本指針の展開にあたっては、特に次の点に留意する必要がある。
● 地域における保健・福祉・医療の総合的な拠点作り
● 視聴覚室や多目的学習室など、生涯学習を支援する施設づくり
● 高齢者、障害者、妊婦・乳幼児などにやさしい施設づくり

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