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これからの公立中学校のあり方を巡って~新宿区西早稲田中学校の試み~
人生のうち最も多感な青春時代を過ごす中学校、なかでも公立中学校は国の人材育成の基盤を担う義務教育の場であり、大都市にあっては特に貴重な緑を保全できる空地としての大切な役割を持つ地域交流と防災ネットワークの拠点である。本計画においては今まで幾多の学校を設計する上で、常に課題としてきた項目について、関係者のご理解のもと実現できた点について以下に述べたい。
◇地域のシンボルとしての愛着を育む学校・新しい個性、西早稲田中学校らしさの創出
山手線内で有数の校地面積を有していた旧戸塚第一中学校と旧戸山中学校を統合して生まれた西早稲田中学校の空間的特長を活かすため、校舎および体育館を極力北側に集約し、校庭を最大限に確保するよう配置した。伸びやかなフォルムとリズミカルなデザインを基調として、無限の可能性を秘めた生徒たちの未来への思いを込めた。統合された両校の同窓生や地域住民の思いを新しい施設に継承するため、玄関正面にメモリアルコーナーを設け、図書館、コンピュータールームとともに情報ゾーンとしてまとめ、地域活動拠点としての導線管理や開放可能な諸室とともに構成して、旧校それぞれの懐かしいイメージを、保存された樹木や玄関から校庭を望むシーンなどの空間に織り込んだ。また交通量の多い明治通り側には高木を列植して修景し、観客席を上部に有する倉庫棟(防災倉庫、外部便所を含む)を配し、騒音・排ガスに対する緩衝帯としている。
『Espoir Hongo-エスポワール本郷-』が竣工しました

『Espoir Hongo-エスポワール本郷-』 所在地:東京都文京区
コンセプト:
環境共生に配慮した、長寿命な社会ストックとしての都市型集合住宅を目指し、断熱と屋上緑化、ペアガラスサッシにより熱負荷の軽減を図り、共用廊下には消費電力の少ないLED照明を採用しています。ワイドフロンテージとアウトポール逆梁工法がもたらす開放的な空間には床暖房が設置され、段差解消をはじめとするユニバーサルデザインにより、多世代が快適に暮らせるよう計画しました。上階には多様なライフスタイルに合わせた住まい方を可能にするビューバス・パウダールームタイプの住居を構成し、非接触キーや監視カメラによるハイセキュリティなシステムを備えて、ひと世帯あたりの人口が欧米先進国の水準に近づいてきた、少子高齢社会における日本の都市住居のあり方を追求しました。 Espoirには新たな生活を始める入居者の希望や期待感が込められており、凛とした品格を醸し出す素材の持ち味を生かした透明感のある空間と光にその想いが託されています。
東京都新宿区立西早稲田中学校が『School Amenity』に掲載されました
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瓦による新しい風景の創出 -淡路瓦の魅力再発見Ⅱ-
建築人 No.533 2008.11
永い年月の中で培われ、日本人の心に深く刻み込まれた建築素材としての瓦に今、様々な課題が立ちはだかっています。伝統的な屋根葺き材と比較して、木造建築に不可欠な耐火性能、耐久性に優れていたことから広く普及しましたが、近代に入り、西欧化、特にインターナショナルスタイルの流入と、その後の高度経済成長による合理化、工業化が雨露を凌ぐという屋根の機能や概念を変容させ、他の材料に主役を譲ることになってしまい、地震に弱いといった本質を見誤った評価も、業界に大きな打撃を与えることになりました。その上、昨今の経済至上主義の風潮は、「ものを創る」という仕事から、その楽しみすらも奪おうとしているように感じられます。厳しい時代の流れの中でも、瓦という素材に生き続ける魅力を語り継ごうと、様々な努力が尽くされてきたおかげで、景観保全をはかる上での代表的な素材としての地位は保たれているようです。
大都市一極集中から地方回帰へ、そして魅力と活力のある個性豊かなまちづくりへの期待を、瓦復活への追い風としたいものです。伝統とは絶え間のない創造の繰り返しであり、存続への条件でもあります。従来の魅力を保存という形で継承していくだけではなく、時代のニーズに合った挑戦が、きっと郷愁だけに終わらない新たな需要を喚起することでしょう。
野水瓦産業株式会社の専務取締役を務める野水直哉氏は、建築家との対話を通じ、常に前向きの姿勢で作品作りを支える生産者の一人です。南あわじの工場前におかれた原寸模型を前に、ルーフィングや桟木、野路板の収まりなど話題は次々に広がり、時間を忘れるほど興味深いお話を聞くことができました。きっとその情熱が良い作品作りの根底を支えているのでしょう。 
『府営門真千石西町住宅建替の基本計画公募型プロポーザル 』に特定されました
2008.11.13 2008.11.13(木)建通新聞
「初の公募型プロポで受託候補に徳岡昌克-府営門真千石西町住宅建替の基本計画」大阪府住宅まちづくり部は、門真千石西町住宅建て替え事業(現門真住宅)の基本計画策定で、住宅建て替え事業初の公募型プロポーザルを実施した結果、徳岡昌克建築設計事務所(大阪市北区)を受託候補者に特定した。 場所は門真千石西町、千石東町。敷地面積約13.95haで第1種中高層住居専用地域(建ぺい率60%、容積率200%)。既存は1966・67年建設の5階建てで管理戸数2,364戸。集会所、駐輪場などの付属施設がある。2009年3月13日までの納期で建て替え基本計画を策定。順調なら09年度に基本設計に移行する。 住宅まちづくり部は、住宅団地建て替え基本計画策定業務の受託者選定を、基本的に標準型プロポーザルで行っている。選定の透明性、競争性の確保と向上のため、公募型プロポーザルを試行することとなり、今回が第1号。有数の大型団地建て替えに向け、競争への参加機会を拡大することで、より適切な建て替え計画が策定できると考え、同方式を導入した。 参加表明受け付け後、実績などの評点上位5社に対して、提案書の提出を要請(第1次審査)。10月30日に提案書を受け付け、11月11日に提案内容に関する審査会を開き決定した。
下記新聞にも紹介されました。







