トップページ > ゆずり葉の歩みトップ
ISO9001(2000年度版)取得致しました
2003.3.19 日刊建設工業新聞より
徳岡昌克建築設計事務所(大阪市北区)は17日、品質管理システムISO09001(2000年度版)の認証登録書を日本建築センターから授与された。認証を取得したのは1日。
認証取得範囲は、本社を置く大阪事務所と、東京事務所、兵庫事務所、九州事務所、滋賀事務所で行う建築設計と監理業務。
マニュアルには、まず事務所創設当初から重要としてきた組織理念である▽建築の持つ社会性の追及▽建築の持つ芸術性の追求▽良識のある品質、コスト、工程管理-に留意し、良い建築を求めていくことを挙げている。
これらを具現化するための品質方針を▽発注者と社会の要求を正しく読みとり、適切な機能を備えた建築を提供する▽社会条件や環境条件に適合した建築提案を行う▽使用目的に合致し、予算条件を満足するコスト計画を行う▽建築生産の合理化に配慮した計画を行い、施工者の品質管理が適切に行われていることを確認する-と定め、これらを実行するために品質マネジメントシステムを着実に展開するとともに継続的に改善し、地域社会への貢献と永続的存続を目指す。
ISO推進室を設置し、認証取得の準備・検討に着手したのは00年。02年1月に導入宣言を行い、品質マニュアルの作成に着手し、書類審査を8月に受けた。11月の予備審査を経て、今年1月に登録審査(本審査)を受けた。
登録所を授与された徳岡浩二社長は「私たちの義務は建築設計・監理で、建物完成後に完了するというものではなく、その後、さまざまな行為がはじまると考えている。使う人がそこで何かを作り出すわけで、それができることが目標の達成になる。認証取得が最終目標でなく、引き続き社会貢献していく事が大切で、さらにシステムを完全にしていきたい」と語った。
グループホーム読本~痴呆性高齢者ケアの切り札~
グループホーム読本 ~痴呆性高齢者ケアの切り札~
づレール離宮西須磨
フレール西須磨は、在宅介護支援センター、特別養護老人ホーム、シルバー住宅と複合的に計画されたグループホームです。地下1階、地上1階の在宅介護支援センター、2階、3階の特別養護老人ホーム、4階のシルバー住宅に併設して、3,4階にグループホーム2ユニットが計画されています。ユニットには個室6戸のほか、食堂、台所、座敷、浴室、その他の共用スペースが備えられ、各フロアが独立したグループホームです。
フレール魚崎中町と同様、住宅都市整備公団が震災復興事業として建設し、神戸市が公営住宅法に基づく借り上げ公営住宅として全戸一定期間借り上げる形で運営されます。入居予定者は仮設住宅に入居している痴呆性高齢者が対象であるため、生活の変化を少なくするために、仮設住宅と同様、何室かは畳敷きとしてあります。また、トイレへ移動しやすくするため、居室内に引き戸は設けていません。居室間の壁(耐震壁以外)は乾式工法とし、将来コミュニケーションドアの設置が可能なように計画されています。バルコニーから居室へ移動できるようバルコニーに隔壁を設けていない他、洗濯物を干したり、ベンチを出したりできるやや広めのバルコニーを設けてあります。
台所の調理台については、入居者が参加しやすいアイランド型として、調理よりも配膳を主体として計画されています。また、閉じこめられる恐怖感を解消するため、扉の設置や鍵等はできる限り設けないよう建築的配慮を加えた他、談話コーナーに畳の小上がりを設け、さまざまな大きさの共用空間を入居者が選択できるように計画されています。
この他、3,4階の眺望を活かし、浴室に窓を設け、入浴時のリラクゼーションを図っています。脱衣室の床の仕上げを、入居者が床に座り込んで脱衣・着衣が可能なように葦簀にする等の工夫がなされています。
エコ・アイスCM 2002年
『甲子園の家』が「建築ジャーナル」に掲載されました
空間を最大限に有効利用した都市型住宅
戸建住宅が集合住宅と大きく違うのは空に開かれ大地に接していること、展開するすべての面に開口部が設置できることです。土地の真上は気兼ねなく利用できる面ですから上手に活かして光や熱を取り入れたいものです。3階の中廊下にはトップライトをとり可動ルーバーで太陽熱と光量を調整し、夏季には熱だまりの空気を排出できるよう計画しました。
各階は積層する大地としてのテラスやバルコニーを設け、内部空間と連続させる。それで空間に広がりを持たせつつ快適性と安全性を高めるように考慮し、各室は可能な限り2面開口として良好な自然通風と採光を可能にしています。
緩やかなつながりのある家
玄関と勝手口、リビングダイニングと水廻り、庭とテラスはそれぞれ円滑なサーキュレーション動線により連続し、機能的かつ家族の気配がお互いに感じられる気兼ねのない空間構成としました。街並みと調和しながら個性を感じさせるデザインを採用し、通りや対面する住宅とも緑をスクリーンにして視線を優しく遮りながら快適に連続するように配慮しています。各室は内装だけでなく、その位置や方向により空間や窓の外に広がるシーンに変化をもたせ、内外の多様なスペースの中にお気に入りの場を見出していただけたらと考えています。
合理的でフレキシブルな住空間
車庫に隣接した1階物置や各室のクローゼットや物入れ、和室と隣接した板間など、それぞれの生活行為に応じた使いやすい収納スペースを適切に確保するように努めました。丈夫で耐久性に優れた骨格に包まれた、整形な各室は家具などのレイアウトの自由度が高く、成長発展が容易な空間として長寿命でメンテナンスの容易な建築づくりを心がけました。
『ネクスタウン鶴見東』が「新建築」に掲載されました。
新建築2001.7
ネクスタウン鶴見東
大阪市住宅供給公社による定期借地権付民間分譲住宅として、2街区約400mにわたるまちなみを、効率優先ではなく社会性と活性化に重点をおいて計画した。10~13戸の住宅をコミュニティの1単位として全体を8つのブロックにわけ、各住居を玄関がある2階レベルの空中廊下でネットワークしている。安全で快適な歩行空間を提供するため、車の進入口を限定して歩道分断を極力避け、まちへの配慮とした。中高層住宅が連続する周辺環境に対し、特徴ある敷地の魅力を引き出しながら、ヒューマンスケールで歩いていて楽しい、生活シーンの背景としての建築を目指した。各住戸は1,2階共に出入り口があることで、ニーズに応えた豊富なプランニングバリエーションが可能となっており、半私的な共用空間である空中廊下や中庭、個性のある生活シーンに彩られたテラスやバルコニーなどの半外部空間と共に有機的に構成され、住環境に視覚的変化と奥行感をもたらしている。
大地と接し、空に開いている戸建住宅の自由さを集合住宅に活かしつつ集まって住むことに意味をもたせたい。3層厚生の住戸である本計画では上下階に他人が住むことはなく、駐車スペースやテラス、居室などで連続された各住戸の共有する躯体部分は比較的少ない。部分的増改築が可能なように共有壁を2重とする案も検討されたが、必要性や経済性を総合的に考慮して現案に至った。また、外観は連続バルコニーがないため、住戸間の隔て板が連続し、横ラインが強調された画一的なデザインから開放されている。この空間構成はまちと建築づくりの両面におけるマンションと戸建住宅の共生への挑戦である。





